日常から非日常へ。
期待感とくつろぎが共存するラウンジ空間。
ビルの1階に計画したKitashinchi。街から店内へと足を踏み入れる瞬間から、ラウンジや個室で過ごす時間まで、一連の体験として空間を構成しました。目指したのは、華やかさに心が高揚しながらも、自分たちの時間を落ち着いて楽しめる場所。銀座のグループ店が持つ世界観を受け継ぎ、ラグジュアリーな表情と上質な居心地を重ねています。
期待感を高めるエントランス
エントランス兼風除室は、日常と店内の非日常をつなぐ導入の空間です。単なる通過点としてではなく、この先に広がるラウンジへの期待感を高める場所として計画しました。入口からすべてを見渡せる構成ではなく、視線を適度に遮ることで、奥へ進む楽しみが生まれるように。空間の広がりを感じさせながら、気持ちが少しずつ切り替わる流れを意識しています。
奥行きと高揚感を感じるラウンジ
ラウンジは、銀座のグループ店のデザインを踏襲しつつ、よりラグジュアリーな雰囲気へと展開しました。天井を彩る照明のきらめきや、壁面の表情、光を受けて浮かび上がるディテールが、空間に豊かな陰影を添えています。
設計では、視線を遮ることと、奥行きを感じさせることの両立を大切にしました。ほどよく区切られた場所に身を置きながら、その先にも空間が続いていると感じられる構成に。華やかな眺めを楽しむ高揚感と、席に腰を落ち着けたときのくつろぎが共存するラウンジを目指しています。
それぞれの個性を持つ、上質な個室
個室には、一室ごとに異なるコンセプトを設けました。壁面の色合いや模様、照明の見せ方などによって、それぞれに異なる表情を持たせています。写真にも見られる柔らかな曲線のソファや、石目柄が印象的な壁面など、部屋ごとの意匠がプライベートな時間を彩ります。
個性を持たせながらも、共通する軸は「上質なプライベート空間」であること。ラウンジの華やぎからつながる特別感を保ちつつ、周囲を気にせず、会話やくつろぎの時間を楽しめる場所としてデザインしました。
入口で生まれる期待感、ラウンジで感じる高揚感、そして個室での落ち着いたひととき。異なる空間の表情をつなぐことで、訪れる人の時間に寄り添う一つの店舗を形にしています。




























カテゴリ
飲食店舗
坪数
108坪
対応内容
設計
デザイン
施工
造作家具
