扉の先に広がる、
ヨーロッパのホテルラウンジのようなくつろぎ。
Takasakiの計画は、「ヨーロッパのホテルにある、本棚が印象的なラウンジのようなお店にしたい」というイメージから始まりました。華やかさを感じながらも、ゆったりと腰を落ち着けて過ごせる場所。その要望を軸に、エントランス、カウンター、ラウンジへと移るにつれて空間の表情が変わる構成を考えました。
日常から気持ちを切り替えるエントランス
新築ビルの外観は、白いタイル調の明るい表情。その印象から反転するように、エントランスにはあえて無機質な雰囲気を持たせました。街の風景から店内へ入るまでの間に、日常から少し離れる感覚を生み出すための空間です。
入口で感じる静けさは、扉の先に広がる店内の豊かな表情を引き立てます。外観から内装へと単に仕上げを切り替えるのではなく、訪れる人の気持ちが自然に移っていく流れとしてデザインしています。
無機質な入口から、有機的なカウンターへ
扉をくぐると、エントランスとは異なる有機的なデザインのカウンターへとつながります。異なる表情を持つ空間同士を、違和感なく連続させることを大切にしました。入口の引き締まった印象から、店内の装飾や素材の表情へと視線が移り、少しずつラウンジの世界観に包まれていく構成です。
写真に見られる曲線的な装飾や、光を受けてきらめく照明、奥へと続く壁面のリズムも、店内の印象をつくる要素です。それぞれの意匠が重なり合い、ラウンジへ向かう時間にも楽しみを添えています。
華やかさと落ち着きを重ねたラウンジ
カウンターの先には、計画の出発点となった、ゆったりと過ごせるラウンジスペースを展開しました。本棚を思わせる壁面の構成やクラシカルな装飾、シャンデリアの光が、ヨーロッパのホテルをイメージした雰囲気を形づくっています。
大切にしたのは、ラグジュアリーであることと、落ち着いて過ごせることの両立です。華やかな照明や意匠に対して、深みのある色合いのソファや壁面を組み合わせ、視覚的な豊かさの中にも穏やかさを感じられる空間に。席に腰を下ろしたときに、会話やくつろぎの時間が自然に始まるような場所を目指しました。
無機質なエントランスから、有機的なカウンター、そして落ち着いたラウンジへ。空間ごとの変化を一つの流れとしてつなぎ、思い描かれていたホテルラウンジのイメージを具体的な店舗へと落とし込みました。


















カテゴリ
飲食店舗
坪数
52坪
対応内容
設計
デザイン
施工
造作家具
